「日本人が知っておくべき「戦争」の話」 KAZUYA を読んだ感想。
KAZUYAさんはいわゆるYoutuberです。時事問題、政治、歴史などについての動画をUPしてます。とてもわかりやすくて勉強になるので、暇を見つけて観ています。動画の中で「本も出してますよ～」と何度も宣伝しているので、読みたくなってしまいました。罠にハマった…（笑）
「日本人が知っておくべき「戦争」の話」では、江戸時代～今までの歴史を「戦争」を中心に書かれていました。
私の中で歴史と言えば年号と出来事と人の名前を覚える教科。なぜそうなった？の部分はあまり考えたことが無かったです。そのためか、３０代になった今はほとんど覚えていない…。
そんな私にも理解しやすく、噛み砕いて説明してくれているのがこの本です。ものすごくわかりやすかった。時々、ネットスラング的な言葉遣いがあったりもしますが、それもまたKAZUYAさんらしい感じで読みにくい感じは無かったです。
この本を読んで思ったのは、歴史はつながっているんだということ。今、ニュースで見る問題は今急に起こったわけでは無くて、昔からの積み重ねで起きていることもあるということ。
特に、日本が戦争をすることになるまでの出来事、そして過去の戦争が今の日本に与えている影響の大きさにちょっと悲しくなりました。もう戦後７０年も経っているのに…と。
読んだ後から、ニュースを観る視点がひとつ増えたような気がします。学生の頃にこんな本に出会いたかった。
