読了『美しい日本語が、心の強い子を育てる』
昔からなんとなく日本語が好き。ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けて、色々な表現ができるから。
だから、この本を見つけた時はすごく興味が湧いた。
この本は東京いずみ幼稚園の園長をされている方が書いた本。
こちらの幼稚園の事は知らなかったけど、読んでみてすごく子どもの可能性を引き出す保育を実践していることが伝わってきて、近所にあればいいのに、と思った。
中でも驚いたのは、漢字について。
ひらがなの絵本も漢字に直して(絵本に紙を貼るなどして、漢字に書き直す)読み聞かせしていたこと。
子どもは漢字を図として捉えるから、ひらがなばかりより、その言葉の意味を覚えやすいと。
私が日本語が好きというのも、こういう部分。
同じ音でも漢字、ひらがな、カタカナで意味が違っていたり、印象が違ったりするところ。
そんな風に色々な表現があるところが好き。
だけど、子どもには漢字を教えようとは思ったことはなかった。
まだ幼児だし…と思っていたのが大きい。
振り返ってみると、この本に書いてあるように息子は移動中の景色の中で、あの看板の漢字、何て読むの?とよく聞いている。
私は運転中なのもあり、適当に返していたけど、せっかく湧いてきた好奇心を無下にしてしまっていたのか…。もったいないことをした…。
この本を読んでみて、きれいな日本語の大切さを学べたと思う。
全てを取り入れるのは難しいけど、できるところから始めてみる。
- 作者: 小泉敏男
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お喋り(生後7ヶ月)
うちの旦那は赤ちゃんをあやすときに唇で「んぱっ」とする感じで音を鳴らす。それを真似て息子(4歳)も同じようにあやす。
そして、最近「あー、ぶー」とお喋りが盛んになった娘(7ヶ月)。時々、お喋りの間に「チュ」と音を鳴らすようになった。(「んぱっ」の真似にみえる)
それを見た息子。
「○○ちゃん、じょうずだねー!んぱっ!」
となんだかものすごく「お兄ちゃん」してる。
実は息子があやすときが一番笑う娘。
ずっと一緒にいるのは私なのに…と息子にちょっとだけ嫉妬。けど、嬉しくもある。
この先、成長していく中で喧嘩もたくさんするだろうけど、こんな風に二人でにこにこしてくれたら嬉しい。
(息子:4歳 娘:0歳7ヶ月)
『だるまさんが』をパペットで。
かがくいひろしさんの『だるまさんが』はお兄ちゃんが2歳くらいの頃に買った絵本。
「だるまさんがころんだ!」のリズムで読むとすごく笑ってくれた。
最近では自分でも読むようになったと、以前にも記事にした。
akikazememo.hatenablog.com
そして今日、新たな展開。
我が家にはケロロ軍曹のパペットがある。今まで見向きもしなかったそのパペットにお兄ちゃんが突然名前をつけた。その名は「ハー君」。
名前をつけたら愛着が湧いたようで、一緒に行動し始めた。そのままハー君も一緒におやすみ前の読み聞かせtime。
今日の絵本は『だるまさんが』。
読み聞かせる必要があるの?と疑問になるほど内容を覚えている絵本。
私が読み始めると、お兄ちゃんはハー君でだるまさんの動きを真似し始めた。
それを側で見ていたベビちゃんは「だるまさんが…」の後のアクション毎にケラケラ笑う。
お兄ちゃんも嬉しそう。
絵本だけだとジーと見るだけのベビちゃんだけど、パペットの動きは面白かったらしい。
4歳と0歳の二人を楽しませてくれる『だるまさんが』は本当に素晴らしいと思った。
(息子:4歳 娘:0歳7ヶ月)
- 作者: かがくいひろし
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夕涼み会、終わる。
今年もお兄ちゃんの夕涼み会が終わった。
あまり意識していなかったけど、お兄ちゃんは今年度で卒園。最後の夕涼み会だった。
初参加は2歳。すごく不安そうで、やぐらに上がっても固まってた。先生方が用意していた縁日のゲームも見ているだけで参加できず。
去年はぐんと成長して、楽しそうに踊ってた。動きはメチャクチャだったけど(笑)
そして今年、ちゃんと踊ってはいて、すごく上手なのだけど、なぜかキョロキョロ。
何か気になることでもあるのかな?
体調悪い?
トイレ?
色々考えているうちに出番終了。
そして、にこにこ笑顔で一言。
「上手だった?」
上手だったよー!!!と返すとにんまりしてた。
と色々心配したけど、後で聞いたら私を探してたと。
去年は観られてるとか考えていなくて純粋に楽しんでいたようだったけど、今回はいろんな事を考えちゃっていたみたい。
これもある意味成長なのかな。
今年は「保育園で最後の」○○というイベントが続くことになるけど、ひとつひとつを楽しんでくれたらいいな。
ふと思ったこと(うちなーぐちについて)
車を運転している時、なんとなく聞いていたラジオから聞こえてきた言葉。
「でぇーじ あらい」
(沖縄の方言で『とても すごい』の意)
「でぇーじ」はよく聞くけど、「あらい」は久しぶりに聞いた。
改めて考えてみると、子どもの頃は同級生でも方言を使う人がいた。けど今は親世代と話す時くらいしか聞かなくなった。
(私のまわりに限るかもしれないけど。)
私は7割くらいなら理解できるけど、話すことはできない。4歳下の旦那は私よりも分からないっぽいし、一回り下の弟嫁ちゃんは全く理解できないらしい。(時々うちの母が方言を標準語で説明できなくて困ってる(笑))
なんだかすごく危機を感じた。
残そうとしないといつか沖縄も標準語だらけになってしまうのかな…。それは寂しい。
私にできることなんてほとんど無いけど、まずはうちの子達に伝えてみようかと思った。